2005年 11月 27日
CLANNAD論 |
まあカミングアウトのつもりではないが書いてみます。
世間ではヲタクしかやらないと認識されてますギャルゲーですが。
(ほとんど正しいですが)
著名なソフトハウスにKEYがあります。
その3番目の作品がこのCLANNADです。
批評家・思想家の東浩紀氏が自らのブログで
波状言論::はてな出張所
「メッセージの保守性には率直に言って驚きました」と語ってます。
確かに、今までは好きな女の子をGETする話ばかりでした。
エロゲーと言われる分野では、単にHをすることが目的でした。
ですが、このCLANNADでは最初から全年齢版で作られてます。
よって、肩を抱いたり、KISSまでの愛情表現しか無いのです。
さらに、アフターストーリーというものが一人のヒロインには
与えられて、結婚、出産というところまであります。
それから、主題と言って良い家族愛ですが、本当にお互いを信じあうこと。
さらに、実際に行動すること。これが大切です。
実際に信じることも大切ですが、それを誰から見ても
疑いの余地が無いまでに信じさせること。実感として信じあえること。
ベタな表現で申し訳ないですが。信じることと家族愛の率先垂範です。
そこまで考えてしまいました。それほど、メッセージが強力でゆらぎが無いということです。
話を最初に戻しますが、東浩紀氏は「オタク自ら父になれというメッセージを発し始めた」ということで、
保守的だと批評しているわけです。私は新鮮で斬新と考えたので、
正確には、そのような観点は持ちませんでした。
逆に、東浩紀氏が憲法草案が通ったことと話を結びつけているので
こちらの方が保守的かと思いました。
それより、このエロゲーでは元々無い、ギャルゲーでも無いこの作品に
需要があることが面白いと私は考えました。
現実は男女の恋愛も家族のありかたも解体されつくしてますから。
CLANNADのような話は斜に構えて理解する人にはありえない話とか、
普通の人にとってもファンタジーに思えてしまうことも現実としては
あると考えますが。私はこの点についてはロマンティストかもしれません。
まあ、TRUE ENDに至るまでは、なんでこのような身も切られるような
悲しい惨い話を見せ付けられるのかと思うこともありましたが。
最後には幸福の話が待っておりました。
最後に、保守的と批評した東氏が自らのこどもに、CLANNADのヒロインが生んだ子供
「汐」にあやかって「汐音」と命名しているところがおかしいです。
こちらも、東浩紀氏のブログです。
脱構築とか東氏の言葉で語ればどうなるのでしょう。
渦状言論
本当は大ファンなんですね。(笑)
CLANNAD -クラナド- 初回限定版
/ KEY
ISBN : B0001MMHB2
スコア選択:
世間ではヲタクしかやらないと認識されてますギャルゲーですが。
(ほとんど正しいですが)
著名なソフトハウスにKEYがあります。
その3番目の作品がこのCLANNADです。
批評家・思想家の東浩紀氏が自らのブログで
波状言論::はてな出張所
「メッセージの保守性には率直に言って驚きました」と語ってます。
確かに、今までは好きな女の子をGETする話ばかりでした。
エロゲーと言われる分野では、単にHをすることが目的でした。
ですが、このCLANNADでは最初から全年齢版で作られてます。
よって、肩を抱いたり、KISSまでの愛情表現しか無いのです。
さらに、アフターストーリーというものが一人のヒロインには
与えられて、結婚、出産というところまであります。
それから、主題と言って良い家族愛ですが、本当にお互いを信じあうこと。
さらに、実際に行動すること。これが大切です。
実際に信じることも大切ですが、それを誰から見ても
疑いの余地が無いまでに信じさせること。実感として信じあえること。
ベタな表現で申し訳ないですが。信じることと家族愛の率先垂範です。
そこまで考えてしまいました。それほど、メッセージが強力でゆらぎが無いということです。
話を最初に戻しますが、東浩紀氏は「オタク自ら父になれというメッセージを発し始めた」ということで、
保守的だと批評しているわけです。私は新鮮で斬新と考えたので、
正確には、そのような観点は持ちませんでした。
逆に、東浩紀氏が憲法草案が通ったことと話を結びつけているので
こちらの方が保守的かと思いました。
それより、このエロゲーでは元々無い、ギャルゲーでも無いこの作品に
需要があることが面白いと私は考えました。
現実は男女の恋愛も家族のありかたも解体されつくしてますから。
CLANNADのような話は斜に構えて理解する人にはありえない話とか、
普通の人にとってもファンタジーに思えてしまうことも現実としては
あると考えますが。私はこの点についてはロマンティストかもしれません。
まあ、TRUE ENDに至るまでは、なんでこのような身も切られるような
悲しい惨い話を見せ付けられるのかと思うこともありましたが。
最後には幸福の話が待っておりました。
最後に、保守的と批評した東氏が自らのこどもに、CLANNADのヒロインが生んだ子供
「汐」にあやかって「汐音」と命名しているところがおかしいです。
こちらも、東浩紀氏のブログです。
脱構築とか東氏の言葉で語ればどうなるのでしょう。
渦状言論
本当は大ファンなんですね。(笑)
CLANNAD -クラナド- 初回限定版
/ KEY
ISBN : B0001MMHB2
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by nobumassa
| 2005-11-27 22:52
| GAL-GAME