2008年 06月 07日
「われらに平和を与えよ」オネゲルを聴く。 |
6/6(金)に京都市交響楽団京都市交響楽団
第513回定期演奏会に行ってきました。
◆交響曲第4番イ長調「イタリア」/メンデルスゾーン
◆ヴァイオリン協奏曲第2番/バルトーク
◆交響曲第3番「典礼風」/オネゲル
オネゲルの第3番ですが、案内には「礼拝」と書かれてましたが、
「典礼風」の方がなじみがあります。
オネゲルの第3楽章ですが、大カタストロフの表現力は
やはり生オーケストラにはかないません。
その後、廃墟に訪れる清浄な世界に救われることになります。
犠牲は大きかったですが。
映画音楽も製作したオネゲルの世界につつまれてきました。
第1楽章 "Dies irae" - Allegro marcato
「怒りの日」
第2楽章 "De profundis clamavi" - Adagio
「深き淵より」
第3楽章 "Dona nobis pacem" - Andante
「われらに平和を与えよ」
第3楽章の冒頭の葬送行進曲のようなところでは
コントラファゴットが活躍します。
あの「大魔神」と共に、この楽器を知るきっかけとなった曲でもあります。
演奏の最後の終結部には美しい「鳥のモチーフ」が出てきます。
演奏会前の練習にも繰り返し練習されてましたし、
この曲にこめられたオネゲルの思いを考えながら静かに耳を傾けました。
現代音楽(わたしは近代音楽との認識ですが)ははじめてという
お客様も満足して会場を後にされてました。
夏…涼しくして音楽を聞こう -22. オネゲルの交響曲 第3番「典礼風」
鎌倉スイス日記さんの夏の音楽特集の記事から。(8月11日記事追加)
お盆といえば、里帰りの季節と共に平和への祈りの季節でした。
音楽成立の過程に思いを馳せながらもう一度きいてみようと考えました。
第513回定期演奏会に行ってきました。
◆交響曲第4番イ長調「イタリア」/メンデルスゾーン
◆ヴァイオリン協奏曲第2番/バルトーク
◆交響曲第3番「典礼風」/オネゲル
オネゲルの第3番ですが、案内には「礼拝」と書かれてましたが、
「典礼風」の方がなじみがあります。
オネゲルの第3楽章ですが、大カタストロフの表現力は
やはり生オーケストラにはかないません。
その後、廃墟に訪れる清浄な世界に救われることになります。
犠牲は大きかったですが。
映画音楽も製作したオネゲルの世界につつまれてきました。
第1楽章 "Dies irae" - Allegro marcato
「怒りの日」
第2楽章 "De profundis clamavi" - Adagio
「深き淵より」
第3楽章 "Dona nobis pacem" - Andante
「われらに平和を与えよ」
第3楽章の冒頭の葬送行進曲のようなところでは
コントラファゴットが活躍します。
あの「大魔神」と共に、この楽器を知るきっかけとなった曲でもあります。
演奏の最後の終結部には美しい「鳥のモチーフ」が出てきます。
演奏会前の練習にも繰り返し練習されてましたし、
この曲にこめられたオネゲルの思いを考えながら静かに耳を傾けました。
現代音楽(わたしは近代音楽との認識ですが)ははじめてという
お客様も満足して会場を後にされてました。
夏…涼しくして音楽を聞こう -22. オネゲルの交響曲 第3番「典礼風」
鎌倉スイス日記さんの夏の音楽特集の記事から。(8月11日記事追加)
お盆といえば、里帰りの季節と共に平和への祈りの季節でした。
音楽成立の過程に思いを馳せながらもう一度きいてみようと考えました。
by nobumassa
| 2008-06-07 10:31
| Classic